LIFE LOG(紀伊半島彷徨クラブ)

紀 伊 半 島 彷 徨 ク ラ ブ

紀伊半島を中心に谷底を彷徨う

黒瀬谷

ナスD似の季節労働者ホーリーさんとは初対面。 秋から冬に変わりつつある紀伊半島の冷え込みはなかなかだったが、ギリギリ楽しめる範囲の沢で良かった。初対面で寒さで撤退せずに済んだ。 ただ、寒さで撤退せずに済んだのはブラックメタリクスのおかげなので…

大峰白川又川大黒溝谷下部ゴルジュ

LIFE STASH オングロコGORGE 2024.11.17 メンバー 二日酔いのダイ、木村商店、ハンマー犬

クラガリ又谷 台高

クラガリ又谷(北山川水系小橡川右又谷) 2024.11.10 みんな大好きクラガリ又谷 エースのキムラくんが躍動。 ずば抜けた遡行能力に圧倒された。 キムラくんがいなければ大滝は登れませんでした。 男が男に惚れることなんてあるんですね。 さて遡行 駐車場か…

中奥川戸倉谷 台高

季節はすっかり秋の様相 盛夏には紀伊半島の渓谷をあまり訪れることができなかったので秋は紀伊半島の渓谷で癒されようと企画した今回の戸倉谷 選んだ理由は岡山からアクセスが良いから 平成8年製トリオ まったりモーニングをいただいて入渓 11月のキンキン…

厚血川ゴルジュ 

先週、サワタビを忘れて撤退した厚血川ゴルジュへ再訪した。 一週間の間が空いたことで、遡行だけでなく下降もセットにしようという発想が浮かんだのは我ながらナイスアイデアだったと思う。 気の向くままに滝を登り、飛び込むというのはやはり良い。 堰堤の…

剱沢

日本国内に、こんなにすごい渓谷は他に無いと思う。 樹林の少ない剱岳から流れてくる水は、青く澄んでとにかく綺麗で、白い岩肌と水量の多さも相まって、冷酷で近寄り難い美しさを放つ。 剱沢大滝はそんな美しい水を豪快に落として荒れ狂っているが、圧倒的…

桧山沢

例年は雪渓に閉ざされて日の目を見ることのなかったゴルジュは、今年の異常な暑さのおかげで姿を現してくれた。 レジェンド沢ヤである大西さんと沢泊ができるだけで幸せなことだが、それを抜きにしても桧山沢は素晴らしい体験をもたらしてくれた。 特に、不…

加茂川水系瓶壺谷右俣

2024.9.22 四国三大悪渓の1つらしい。 出合いから続くうんざりするゴーロを抜けると、 怒涛の大連瀑帯がはじまる。 核心の滝は、エラ呼吸を駆使して水線を鯉のぼり 延々と続く滝 そして、フィナーレは奇跡の出逢いとナメロード。 まさに四国を代表する登攀…

大峯 彌山川雙門瀧

2024.09.21 弥山川ゴルジュ~双門の滝 そこは私ダイソンの一生の憧れ、 沢人生の出発点であり終着点。 そして山友の方々と出会うきっかけとなった場であり、 まさに自分の沢人生そのもの。 今後もっと高難度・大スケールのところに行くことがあったとしても…

白山 境川本流フカバラ谷

2024.9.14〜15 岡山県民だからなのか、クセがすごい男タツヤ。 沢登り3回目にして初の沢泊。 悪渓とは大ウソで、美しい程よいゴルジュが楽しめる名渓だと思った。 またクセ者が1人仲間になって嬉しい限りである。あのクセのある鼻に付く相づちに誰かキレな…

アイシポップ川 キャニオニング

2024/9/10 水の無い深いゴルジュ、釜を持った滝が連続する連瀑帯、そして羽衣の滝、、、。 上流の穏やかな地形からは想像もつかない怒涛の展開。 今回の北海道遠征を締め括るのに相応しい、素晴らしい渓谷だった。 ◎コースタイム 行程:日帰り駐車地 4:30〜二…

登別渓谷

2024/9/8 単純な難易度だけで言えば、僕の経験上では最も遡行が難しい沢だった。 延々と続く水路の中には、谷幅に見合わない量の水が流れている。植生が低い位置まで降りてきているため錯覚してしまうが、逃げ場はほとんどない。ゴルジュの狭間に、ビバーク…

ユウセツ沢

2024/9/4〜9/6 小さい頃は、田舎とか自然というものに憧れていた。 朝、目が覚めたら、窓の外に高い樹木が生い茂る、美しい森が広がっていたら良いのにと本気で願っていた。実際は一度だってそんなことはなく、当時実家の三階にあった僕の部屋の窓からは、あ…

熊野川 葵滝 キャニオニング

2024/8/28 熊野川大滝ストリートに懸かる大滝の中で、僕が最も好きなのがこの葵滝だ。 登攀はかなり厳しいが下降なら、二度寝してから出発し、ロープの長さが少し足りないくらいでも丁度良かった。 好きな大滝と戯れることができて良かった。 入渓地点から葵…

ザクロ谷 

2024/8/24〜8/25 ザクロ谷のゴルジュの造形美は、噂に違わぬ素晴らしいものだった。 狭いゴルジュの側壁は、美しい苔に埋め尽くされていていて、その中に個性的な滝が連続している。そんな空間が、源頭までずっと続いているというのも素晴らしい。 景観の良…

大峰 白川又川 下流部ゴルジュ

2024/8/17 紀伊半島彷徨クラブで大流行中のゴルジュ、それが白川又川下流部ゴルジュだ。 去年から訪れるメンバーがでてきて、既にリピーターもいるくらいだ。 東海地方の人間が夏休みに訪れるのは、長島スパーランド。関西圏の沢ヤが訪れるのは白川又川下流…

黒部 黒薙川 柳又谷

2024/8/10〜8/13 雪に閉ざされて、真っ暗な谷底に吸い込まれていく滝を見下ろして、また来たいと思った。 ◎1日目 8/10 宇奈月駅。 トロッコ列車で黒薙駅まで向かう。 日本屈指の水量を誇る大渓谷、柳又谷。 旅はここからはじまる。 北又堰堤。 黒薙駅から2時…

瀬場谷 吉野川水系銅山川(愛媛)

2024.8.4 車でのアクセスも良く沢100にも載っていて遡行記録も多い四国では有名な瀬場谷 彷徨クラブはゴルジュ突破、大滝登攀、大渓谷の本流遡行など高難易度な沢登りばかりをするヘンタイ篤志家的な集団と思われているかもしれない。 それは正解なんだけど…

中央アルプス 越百川 下部ゴルジュ

コスモ〜 相之沢発電所あたりに車を停め、林道を30分くらい歩くと第三砂防堰堤。でかい ここから入渓 ゴルジュ始まりの滝。こいつは右岸から巻いた。登山道みたいな明瞭な巻き道があった。流石人気の沢。 最初の核心、CS滝 どうにか取り付いても立ち上がれな…

大杉谷本流 七ツ釜滝〜隠滝

2024/8/3 滝のように出る汗のことを滝汗と呼ぶのなら、僕らの汗は間違いなく滝汗だった。それも、大杉谷に懸かる巨瀑のような。 今回必要だったのは、タープや寝袋などの泊まり装備ではなく、OS-1だった。 暗い中歩き出したが、最初から蒸し暑かった。 小さ…

安倍川コンヤ沢(ソロ)

安倍川流域には様々なゴルジュがあるらしい。コンヤ沢はその中でもひときわ深く、悪渓として知られているらしい。今回はそんなコンヤ沢にソロで挑んできた。 美しさ、恐ろしさを兼ね備えた良いゴルジュだった。 堰堤を3つ越えると入口。いきなり側壁が立って…

大峰 池郷川 中部ゴルジュ

2024/7/20 この日は、池郷川の中部ゴルジュを遡行しました。 去年遡行した池郷川下部ゴルジュとは全く雰囲気が違くて、楽しめました。 陰湿で威圧的、我々を押し潰してしまいそうな黒光りした高い側壁。下部ゴルジュの印象はそんな感じ。 それと違って、中部…

清津峡 足尾沢

2024/7/13〜7/15 今年の海の日連休は、梅雨のクライマックスと被ってしまった。 予定していた南アルプスの沢は3日とも悪天候の予報。少しは天気が持ちそうな清津峡の足尾沢に予定変更することに。 クニさんは、集合日前日に九州出張で、新潟まで約1000kmの大…

大峰白川又川下部ゴルジュ

「白川又下部ゴルジュは、毎年行きたい」 泳ぎゴルジュ大好きなユウタさんが言っていた。 そこまで言うなら行くしかないでしょ 1時間程林道を歩き取水堰堤から入渓 ものすごく水が綺麗 ゴルジュ入口 50mくらい泳ぎ、核心部に到着。 何度かここを訪れているユ…

瀬場谷

九州からの刺客を紀伊半島にご案内〜。

南ア 黒桂河内川 下部ゴルジュ 遡下降

2024/7/6 夏にピッタリ、大水量ゴルジュ 豊富な水と激しい水流。増水気味なのもあったが、様々な方法での突破を要求してくる滝を越えていくのは痛快だった。 遡行の歯応えだけでなく、ゴルジュとしての造形も素晴らしかった。 今回は、アプローチと下山を含…

日光 稲荷川 アカナ沢

2024/7/2 諸行無常の崩落沢 "渓谷登攀"で存在を知って以来、いつかは行きたいと思っていたアカナ沢に行くことができた。 日本離れしたスケールと、強烈な個性を持った渓相には感動させられた。 "ゴルジュ"というよりは"谷底"という表現をしたい。この谷の中…

日光 霧降川

2024/7/1 ハイレベルなモーニング。 今日はアカナ沢へと行く予定で、朝3時半に起きた。しかし、核心とされる泥壁の巻き途中にゲリラ豪雨に見舞われる可能性が雨雲レーダーから予想できたので、近くの霧降川に転戦することにした。 霧降の滝観瀑台の駐車場に…

南ア 尾白川上部ゴルジュ

2024/6/22 AreaAreaならぬGorgeGorge オジロゴルジュ 024 check me now 耳もとだぜ 次は平水時に完全溯行したい。 メンバー ダイ、キム、わんこ

台高 蓮川奥ノ平谷

2024.6.22-23 奥ノ平谷/櫛田川水系蓮川(台高) がんちゃん起案で初となる泊まり沢企画として昨秋訪れた奥ノ平谷。 ↑前回の様子 満を持して臨んだがのっぴきならない理由で序盤撤退となった。 今回はそのリベンジというほどではないが仕切り直しということで…