LIFE LOG(紀伊半島彷徨クラブ)

紀 伊 半 島 彷 徨 ク ラ ブ

紀伊半島を中心に谷底を彷徨う

鈴鹿 ホタガ谷

とある沢屋が言っていた。「40代の女はええで。若い子よりスキンケアとかに金かけてるからお肌スベスベやで。」

そんなこと言われても私はまだ20代。40代を性的対象として見た事はない。まだ若い子へ魅力を感じてしまうのだ。

若さとは良いものだ。万能感が絶え間なく溢れ出してきて根拠も無く「この滝登れそうやな」と思えてくるのだ。


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今回はそんな若さ溢れるリュウスケと鈴鹿のホタガ谷へ行ってきた。

 

2023年3月 鈴鹿ホタガ谷

メンバー:リュウスケ、ダイ(記)

 

 

私はホタガ谷2回目。前回は増水していて迫力があったが今回はチョロチョロf:id:samayoic:20230410121719j:image

 

最初の15m滝は私がリード。立体的なムーブで登ればそんなに難しくない。
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次のボロい滝はリュウスケにリードしてもらった。問題なく突破。
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ボロい滝の2段目は右岸から巻いている記録が多いが、水量が少ないこの日は行けそうに見えたので突っ込んでみた。気持ち良く登れてリュウスケは奇声を上げていたのですこし引いた。f:id:samayoic:20230410122324j:image

 

この後はしばらく簡単な連瀑帯。
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二俣を左に入ると分レ滝


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真ん中くらいまではフリーで登り、最後水線を直上することになった。傾斜があり見た目より悪そうだったが、リュウスケがリード行きたいと土下座するので行かせてあげた。
f:id:samayoic:20230410122937j:imageしばらく奮闘していたが「無理!降りるわ!」と叫んでからクライムダウンを始めたが足を滑らせフォール。最終支点のアングルハーケンが弾けてテラスへ落ちてきた。墜落距離は2mくらいで足からちゃんと着地できていたが、やっちまった…って顔してて面白かった。一応、心配そうな顔をしておいた。

 

同じラインで私が突破し、分レ滝は終了。

後は稜線までツメ上げ遠足尾根で下山した。


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若さ溢れるイケイケ状態のリュウスケを「危なっかしいなぁ」と思って見ていたが、おそらく自分も同じだ。

先輩達の様に40代の魅力が理解できたら一人前の沢ヤになれるのだろう。