2024/4/8
野村さんの沢初めに、宮川支流の大熊谷本流へ。
入渓してから1時間くらいは単調なゴーロ帯。支流の三滝谷の大滝が見物できたりはするが、それ以外は思わせぶりな谷の屈曲しか無かった。
このまま終ってしまうかと思われたが、ゴルジュと連瀑帯が出てきて、しっかり今日も楽しめました。
最初に出てきた滝。
出だしは、ゴーロ帯にこんな感じの滝がポツポツと現れるだけだった。
三滝谷の大滝。
直下に行くと隠れて見えないが、上段もあってなかなか大きい。
この滝は直登出来そうだし、地図を見ると、その上も急峻な地形で何かありそうなので、また今度遡行してみたい。
滝が曲がった先にあった滝。
ゴルジュ開幕かと思われたが、滝上は明るい河原。
見事に欺かれた。
試合終了の雰囲気漂うなか、今度こそゴルジュ開幕。
フリーで直登。
フリクション頼みなので、フェルト靴の野村さんは難儀。
すぐに8mくらいの滝。
左から巻き気味に登る。
奥には30mくらいの大滝。
直下に行くには懸垂しないと無理そうなので、そのまま巻いた。
巻いた先はゴルジュ地形は緩むが、中くらいの滝が結構出てくる。
立派な大滝も。
釜のある小滝も。
これまた綺麗な大滝。
花と大滝(撮影:野村さん)
滝場は続く。
結構標高を上げても、滝場はなかなか途切れなかった。
予想外で、嬉しい誤算。
やっと水が枯れる。
帰りは崩レ俣谷を通るので、左岸の尾根まで詰めて谷へと下降する。
下降途中には、崩レ俣谷上部の大崩落と、謎の巨大大滝が遠くに見えて、壮観でした。
昔の作業道の踏み跡か何かに導かれて、最後は懸垂で、谷に降り立つ。
下降途中には厳ついCS滝。
この谷もまた遡行したい。
吉野の花見渋滞を避けるために、なんとなくで選んだ行き先でしたが、また行きたいところも見つかって充実しました。
メンバー:野村さん、ワンコさん、リュウスケ(記)