2023/3/30(土)
ルート本の2ページ目くらいに載っていて、夏は沢ヤでごった返す、大峰のミーハー沢、それが上多古川本谷。私の勝手な第一印象。
名前の付いた滝多すぎだろ!とチラッと記録を見て思ったが、それも納得。クールな名前を付けて愛でたい、拝みたい、登りたい滝ばかりだった。
天竜ノ滝。
林道の終点から入渓。ここ一週間の雨で水量多め。
多古滝。
ダイソン氏のたわしがここで逝く。
RIP。
双竜ノ滝。
水線ど真ん中がキモチェ良さそうだが、抜け口で吹っ飛ばされそうな水量なので巻く。
双竜ノ滝を巻くと、、、
洞門の滝。
見事な直瀑。右のクラックが登れそう。
大滝ギャングN氏にオススメしたい。
右岸にある、この滝を巻くためにあるかのようなルンゼを使って滝上へ。
幸次郎窟。
深いゴルジュ地形。思っていたよりもスケールが大きく、興奮。
幸次郎窟内の滝。
これまた登れそう。そしてカッコいい。
幸次郎窟出口の滝。
この滝は一枚前の写真の滝を登らないと、下からは見えない。
この谷、巻道にはフィックスロープと踏み跡がしっかりある初級の谷かと思いきや、やる気しだいではかなり充実する谷だと、このとき思った。
ひょんぐり滝。
さらに進むと、深いゴルジュがまた現れる。
ゴルジュの奥には煙突ノ滝。
ツルツルで、まさに煙突といった形の滝。
とんでもない勢いで水を叩き付けていた。
煙突ノ滝を超えると、谷は開ける。
スケールは保ちつつも、癒やしの渓相に。
本流を少しそれて、竹林院谷にかかる六字ノ滝を見に行く。
滝の幅が広くて、貫禄を感じる。
滝前で食う芋けんぴが美味かった。
本流に戻って少し進んだら、阿古滝谷へと進む。
阿古滝谷に入ってすぐに阿古滝。
落口から放り出された水が、揺るがない物理法則によって下の岩に叩きつけられている。
阿古滝の上には、お地蔵さん。
大峰の宗教色の強さを感じる。
阿古滝から上は、これまでの巨岩帯からは考えられない、天国のような河原になる。
少し上流に瑪瑙窟というのがあるらしいので、それを見に行く。
滝横の穴をくぐると、、、
中は広い空間に。そしてお決まりのお地蔵さん。
天井がキラキラしてて神秘的だった。
これは崇拝もしたくなりますわ。
下山は阿古滝道で。
結局、ロープを出して登攀することは無かったが、またいつか来たいと思った。
下山後の林道で、ダイスケの車がまさかのパンク。
私とダイスケは、JAFのお兄さんと名古屋に帰還。
牽引しながらの長距離運転、本当にありがとうございました。
メンバー:ワンコさん、ダイソンさん、ダイスケ、リュウスケ(記)