LIFE LOG(紀伊半島彷徨クラブ)

紀 伊 半 島 彷 徨 ク ラ ブ

紀伊半島を中心に谷底を彷徨う

台高 小橡川右又谷ハゴ谷

 

 

 

 

 

 

2日連続、小橡をウロウロ


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 小橡川右又谷といえば、コンビニゴルジュであるクラガリ又谷が有名。しかし、それを超えるスーパーゴルジュと噂される谷が右又谷の支流にはある。それが、ハゴ谷である。

 右又谷本流を遡行していた人が誤ってハゴ谷に入って、すぐに引き返した、、、。というブログ記事があるのだが、そのブログくらいしかハゴ谷の名前は出てこない。

 これは気になる。紀伊半島彷徨クラブの名に賭けて、行かなければならない谷なのは、言うまでも無い。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


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クラガリ又谷の駐車場から右又谷を進むと、左岸側にハゴが出合う。

地形図と照らし合わせると間違いなくここが出合なのだが、ハズレ感しかない。

それでも、両岸の側壁はかなり高い。何かあるかもしれない。
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淡い期待に応えてくれるかのように、暗いCS滝が現れた。

不気味さと威圧感が素晴らしい。
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ワンコさんがリードし、突破。
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綺麗な切れ込み。
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CS滝から上はこれといった滝は出てこなかった。

しかし、どれも曲者で、ほとんどがCS小滝で超えるのは手間がかかる。f:id:samayoic:20231003153901j:image

左岸に濡れた壁。

何故だかわからないが、惹かれるものがあった。本当に何故だかはわからない。
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CS小滝。
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CS小滝。

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仏様がいそうな雰囲気な岩屋。





 帰りはハゴ谷の2つ隣のカゲマタ谷を下降した。

 カゲマタ谷は水がほとんど流れていないゴーロ帯で、遡行価値は無い。

 熊の死体が転がっていて、大量のウジ虫が湧いていた。谷底で死ねば自分もこうなるのだろう。沢ヤに後悔のない死は無いのかもしれない。

 これからも沢ヤとして谷底を彷徨い続けていきたいと思うが、亡霊として彷徨うことにならないように気をつけようと思う。

 

 駐車場に帰ってきてクラガリ又谷を見たが、やはり素晴らしいゴルジュだった。

 ハゴ谷は高い側壁を持つが、谷底が埋まってしまって水もほとんど流れていない。クラガリ又谷を超えるスーパーゴルジュとはいえないが、その陰湿さと泥臭さには惹かれるものがある。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

2023/10/1

メンバー:ワンコさん、キムさん、リュウスケ(記)