LIFE LOG(紀伊半島彷徨クラブ)

紀 伊 半 島 彷 徨 ク ラ ブ

紀伊半島を中心に谷底を彷徨う

台高 小橡川橡谷小迫谷

キムと2人でデート沢。

最近めっきりリードしてなくて、鈍った感覚を取り戻すには丁度良かった。

わらじの記録を参考に、全滝登るつもりでいざ出陣。

 

入口の40m滝

上まで抜けれるか?

と時間を言い訳に、とりあえず巻く。

結果的に登る時間は余裕であった。

 

続く15m

右側のテラスから水線を左にトラバース、ホールドが微妙でバラシーなムーブ。ヌメリと激シャワーで落ちるかと思った。

落ち口。

渡った左壁はボロボロで支点は気休め程度。

 

50mスラブ滝。

右のクラックから、カンテを左に周り込んで水線へ。難しくはないがヌメヌメ。

そして、バンドをトラバース。

50mいっぱい伸ばして立木で切る。

 

沢は発想力が大事

 

多段100m

下部は簡単なのでフリーで登って行くが上部のリッジの上が悪そうなので、一応ロープを出す。

 

抜け口はトイ状となるがロープは要らなかった。

いくつか小滝をフリーで超えると、

核心のCS20mがお出迎え。

 

下部はボロボロで繊細な支点構築とエイドでCS下の穴まで抜ける。

フォローで登った時に人抱えくらいのピナクルがごっそり取れてかなりヤバかった。

CSに頭を抑えられながら、身を乗り出す。スリングA0で振り子気味に右に移る。

 

そして最後の30m

 

ヌメヌメだが難しくはない。

最後もシャワーで落ち口へ。

 

 

小迫谷は、全ての滝がシャワーで登れる素晴らしい処だった。

登攀内容も様々なので本チャンのリードの練習にも良さそう。

 

入口の40mはまたやりにこよう。

丸塚谷も行きたいね。

 

 

 

2023.6.10  

 

メンバー  キム、わんこ(記)