参加者を募るも集まったのはヒマな名古屋組3人のみ。
2024年1月1日
メンバー:ダイ、リュウスケ、キム(記)
前夜祭で鍋とステーキを喰らいながら年越しをして、のんびりお汁粉を食べてからスタート。
終始難しいところはなく、美しいナメと雄々しいヤケベクラ、しばしば転がっている巨岩など、なんだか神がいそうな雰囲気の沢なので、初詣代わりになった。
スライダーできるナメ滝もたくさんあるので、デートにもおすすめの沢だ。
ナメ滝で滑って落ちる人ごっこをして遊びつつ、あっという間に遡行終了。
稜線は風が強く、濡れた体が大変冷えた。
烏帽子岩で休憩し、いつも通り高速下山。
下山口にバカでかい犬を連れたおじいさんがいたので、「あけましておめでとうございます。元旦からどちらに行くのですか?」と聞いてみた。すると、おじいさんは俵石という廃村の出身の方で、今は別の所に住んでいるが、元旦にはその村の庚申様に餅を供えにいくのだと言う。地図を見ながら話を聞くと、まさに下山してきた道沿いに村があり、今では植林になっているが、昔は石垣の千枚田が広がっていたのだと言う。やけに石垣がきれいに整備された植林だと思っていたが、昔は田んぼだったとは。
自然と人との関わりを感じる、良い沢登りで2024年のスタートを切ることができた。今年もガンガン沢に登っていこう。