令和5年、紀伊半島年末大滝合宿。
年末年始暇な私は、ワンコさんらと大滝合宿を敢行します。
明日以降のためにウェットスーツを温存したい我々は、あんまり濡れなさそうなニノ岩滝へ。
沢屋前夜地の聖地、風屋ダムの東屋で鍋をつついて就寝。
ナンガの厳冬期シュラフを持っているワンコさんは外でも熟睡していましたが、モンベルの3番シュラフしかない私は、寒すぎて車に逃げ込むくらいの寒さでした。
風屋ダムでは朝陽がキモチェかったですが、滝川を進んでいくと陽当りが悪く、震えながら着替えて入渓しました。
苔が生え、黒ずんだところもある木の板をふんだんに使用した吊り橋。
定員1人まで。
ギイギイいうのが少し怖い。
この吊り橋で滝川本流を対岸に渡ると、ニノ岩滝のある沢に入れます。
モノレール軌道を横目にゴーロ帯を少し進めば、ニノ岩滝。
二段になっていて、傾斜、落差ともに迫力がある滝。
しかし、この時期はやはり水量が少ないのが玉に瑕。
登攀ラインは水線から離れたところなので、大雨や悪天候時の転戦先にちょうど良いと思いました。
ただ、そんな天気のときは本流の橋も無くなるかもしれません。
落口。
全3ピッチ、最後まで濡れることはなく、泥臭い登攀でしたが、なかなか悪いところもあって楽しめました。
落口に出て初めて陽の光が出迎えてくれました。
大滝合宿1日目は幸先の良いスタートが切れました。
落口に出て初めて暖かい陽の光に当たれたというのも、なんだかご褒美といった感じで良いなあと思いました。
2023/12/28(木)
メンバー:ワンコさん、リュウスケ(記)