LIFE LOG(紀伊半島彷徨クラブ)

紀 伊 半 島 彷 徨 ク ラ ブ

紀伊半島を中心に谷底を彷徨う

新城市 百間滝

ゼロ磁場大滝

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 "愛知県最大の滝"で調べると出てくる、百間滝。

 しかし、実際の落差は30〜40mくらいとそこまで高くない。

 落差がそうでもない理由としては、この滝の半分から上は傾斜が緩い幅広の滝で、滝壺から15mくらいだけ傾斜が強いという構成だからだ。

 今までちゃんと調べたことは無かったが、愛知にそこまで高い滝は調べてもなかなか出てこないし、Googleで調べたら百間滝が一番上に出てくるのだから、やはり愛知県最大の滝なのだろう。

 グーグル&リュウスケ公認の愛知県最大の滝ということにする。

 

 滝までのアプローチは、車で滝上の駐車スペースまで行けて、そこからは遊歩道を5秒歩くと滝の下に出られる。

 この滝は、日本最長の断層帯である中央構造線によって形成された谷の中にあるらしい。S極とN極がぶつかりあって打ち消しあう、ゼロ磁場といわれる場所らしい。パワースポットとして有名らしい。

 そのへんのことは何も知らないので、"らしい"3連続でお茶を濁したが、ここで言いたいのは、それによって人が来るということ。

 しかし、滝下まで行くと幸い、気にしていたギャラリーは1人もいなかった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


 
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1ピッチ目。

唯一傾斜のあるピッチなので、ここが核心。

リードじゃんけんに勝ったので私がリード。

下部はツルツルでホールド、スタンスともに乏しいので、エイドで高度を稼ぐ。

上部まで行くと、滝の幅が一旦狭まるので、右手の壁と水流の中で足を張れる。

その先は快適。
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1ピッチ目終了点より。

登ってくるのを待っている間、ふと対岸を見るとギャラリーが。しかも、結構いる。

登っている最中は全く気が付かなかった。

ゼロ磁場の影響だろうか。

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滝の上半分は緩い傾斜の幅広。

ワンコさんがサクッとロープを引いた。

登っているのを待っている間、勝手に写真を撮られたのに気が付いたが、そこまで気にならなかった。

ゼロ磁場の影響に違いない。

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登攀完了。

滝上まで出ると、5秒で車に戻れた。

このときにはかなり人が来ていて、駐車スペースに停められず、路肩に寄せてある車も数台あるくらいだった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 1ピッチ目はなかなか登りごたえあって面白いし、ゼロ磁場のご利益を全身で受けることができて、とても楽しかった。

 S極とN極がぶつかり会うことで、私の沢の活動を支えてくれるパトロンが現れることを願う。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

2023/12/3(日)

メンバー:ワンコさん、リュウスケ(記)